食堂 あお - 熊野市, 三重県

DAI

地元の食材にこだわったと謳う店は数多いが、このお店のこだわりは数段ちがう。そして、その日入手できた素材を最大限に生かすというライブ感を感じる料理を楽しむことができます。再び熊野に訪れた際には必ず行きたいと思える至高の和食屋。

中島広治

本日あおさんにお邪魔しました。ネットでは評判は分かっていましたが行ってみてびっくり。私自身が季節の物、香草が大好きですで料理につかいますが、ご自分で香草、
魚も取りに行くということで、若いけど料理にしっかり向き合ってる姿を感じました。果樹酒も色々作られていてこれからの発展を期待します

竹中嘉人

JR熊野市駅近くにあるお店。
初めて来させてもらったのは昨年。
新宮市の鮨阿呆のご主人からご紹介いただきました。

地元出身のご主人が自ら沖に出て釣ってきたり、また山に入り沢で採ってきたりした地元の食材中心。

新鮮なお造りと三重県の地酒、義左衛門からスタート。
出てくるお料理は全て、とにかく美味い。
そして上手い。

仕事柄大阪や東京で会食することが多いのですが「そうきたかー！」と言ってしまう、あおさんでしか味わえない組み合わせで絶品を出してくれます。

このお店で食すためだけに熊野市駅近くに宿泊するくらいのお気に入り。

来ないと人生損しますよー。

oogaki K.

自分も釣りをするのでわかる、釣魚クオリティが間違いない料理としていただける稀有なお店です。

ここでしか入手できない食材と技術の融合。

それが居酒屋単価でいただけてしまう夢のようなお店です。

このお店と出会うためにここに来るだけの価値があります。

M O.

紀伊半島 旨い旅 ❸軒目
素敵な店です。
三年前にうかがった際、海の幸や雰囲気が最高だったので再訪したところ、今回、横にカフェ店舗が増設されていました。
うかがったのはランチタイム、昼酒を呑る気マンマンでしたが、小生の下調べ不足で刺身関係は夜とのこと。
よく考えるとそうですね、残念無念…
今回はビールだけでしたが、あらためて夜の部に出直し計画を組みます。

【初訪問】
幾度も旅計画を組み、お店の予約までしてましたが、段取りよくなくて旅の延期が続いてました。

今回、三度目の正直でようやく伺うことがてきました！！
予想通り、いえいえ想定以上に大変素敵なお店でした。
遠路ですがまた機会を作って行きたいところです。
（いろいろ美味しくお酒が進みすぎて、年甲斐もなく酔いましてちょっと大声になり反省中です。。。）
ありがとうございました。

mayumi.F

熊野の地魚を堪能出来るお店です！
カウンターだけの落ち着いた雰囲気で、器などにも拘りを感じます。サービスも暖かく素敵なお店です。
特におすすめはお刺身の盛り合わせです。ひと工夫されたお魚を色々と楽しめ、見た目も美しく是非、頼んで頂きたい一品です。
地元のお客様にも観光客の方にも大変人気のお店で席数も限られる為ご予約をおすすめです。

T S. (.

旨い刺し身、特に店主自ら海で釣ってきたイカ、超新鮮、「まだ生きてるよ」って見せてくれた。どれもが旨い。他の料理、お酒も美味しかった。料理をのせる器、ぐい呑 、一段と美味しくなった。

寒山捨得（SMAT）

熊野市『食堂あお』。

南紀の現場廻りのついで、と言うには相当思い切って、軽箱バンにマニュアルミッションで鞭打ちながら紀伊半島を横断、ついに来ました！念願の『食堂あお』。

お若く恐しくイケメンの店主、いつもは共に厨房に立つ奥様が産休中との事で、これ又恐しく出来る感じの女性スタッフさんのお二人が笑顔でお出迎え。
不要な気難しさは微塵も無しなのでご安心を。

店内はカウンターのみ10席ばかり。お客様注視の中で仕事する逃げも隠れも出来ない昔で言うところの板前割烹スタイルで、一枚板の堂々たるカウンターを中心にモダンでオープンな店舗は落ち着いた雰囲気。

店主は地元、熊野市のご出身で修行の地は愛媛。東京でも大阪でも京都でも無くなぜ愛媛かと言えば、地魚の扱い、活かし方をどっぷり習得したかったからというのがその理由らしい。そう言えば全国の名うてのシェフがその魚を挙って求めるカリスマ漁師の藤本純一さんなんかも愛媛今治だったり、松山には地魚料理の名店「澤田」さんなんかもあるから何か関係あるかも(知らんけど)。

それは兎も角、
地元熊野の海のもの、野のもの、山のものを中心に繰り出される料理はどれもこれも素晴らしく、美味い不味いの次元の一つ上を行っている。
居並ぶ素材には、高価な食材もあるが地元熊野産という以外、特に特別な素材が並ぶわけではない。
しかしながらどの料理も個々の素材が歓喜し調和し、今ここにある事を祝福しあっているかのようで、食べる事の幸せに包み込まれる。
少なからず食べ物が本来持つ「嬉しさ」や「喜び」に心や体が共鳴するようにさえ思える。

これだけの料理、もっと都会で営めばさぞ、と邪な思いが浮かぶが、この地に在る事、この地で営む事にこそ意味があり、成立する事なのだろう。

暗く陰惨なニュースが続き、世の暗部に目と心を向き合わせざる得ない日常ではある。
しかし、少し視点を転ずれば、元来、途方もない豊かさや幸せにこの世は溢れ、充分満ち足りるようにこさえられているのではないか？とさえ思えてくる。
きっと熊野に満ちる何か大きなものの御神気や霊力の差配かもしれないが、そんな思いへのトリガーとなる料理達である。

出来うるなら通いたい。
けれど熊野は遠い。

昔はこの辺りでちょこちょこ仕事があって、この界隈もうろつけたのだけど最近はさっぱり。
なんか熊野で仕事探してみよう。

#食堂あお
#熊野